トリック・オブ・ザ・レールズ(Trick of the Rails)
アメリカの鉄道時代の隆盛をテーマにしたトリック・オブ・ザ・レールズは、18XX系ゲームのような株式マネージメントとトリックテイキングのカードゲームを組み合わせたものです。プレイヤーは株券を集め、路線網を敷設することで会社の価値を高めていきます。
このゲームでは、株式公開ラウンドと会社運営ラウンドが交互に行われます。株式公開ラウンドでは、プレイしたカードがプレイヤーの株式となります。会社運営ラウンドでは、プレイしたカードが会社の路線になります。企業は機関車を手に入れ、それによって路線カードの枚数が決まり利益を得ます(機関車にはコストがかかるので、企業が全く利益を得られない場合もあります)。そして最後に、プレイヤーは自分の株の価値を数えて、最も高い価値のものが勝ちとなります。
プレイヤーの数: 3 - 5
ゲームの長さ: 16 mn
複雑さ: 2 / 5
トリック・オブ・ザ・レールズ(Trick of the Rails) および959の他のゲームをオンラインでプレイします。
ダウンロード不要で、ブラウザから直接プレイできます。
あなたの友達や世界中のたくさんのプレイヤーとプレイできます。
無料です!
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ルールの概要
概要
鉄道をモチーフにしたトリックテイキングゲーム。
カードの種類
●株式&路線カード
会社の株式もしくは路線を示すカード。
トリックテイキングの強さを表す数字と、駅価値を表す数字が書かれている。
●初期路線カード
初期配置として置かれる路線カード。
駅価値を表す数字が書かれている。
●交換用株式カード
ゲーム中、交換用に使われる株式カード。
●機関車カード
会社が所有する機関車を示すカード。
費用と移動距離が書かれている。
●都市カード
特殊な路線カード。5人プレイでは使用しない。
駅価値を表す数字が書かれている。
●株式予約カード
使用済の株式と交換するためのカード。
ゲームの流れ
まずマストフォローのトリックテイキングで勝者を決める。
勝者が決まった後、トリックレーンの一番左にあるカードによってどういうラウンドになるかが決まる。
株式公開ラウンド(交換用株式カード、株式&路線カード)と会社運営ラウンド(機関車カード、都市カード)が交互に行われる。
勝者は次のトリックのリードプレイヤーとなる。
●交換用株式カードもしくは株式&路線カードの場合
勝者は交換用株式カードもしくは株式&路線カードを受け取り、自身の株券とする。
トリックレーンに株式予約カードが残っていたら、勝者がトリックで出したカードを株式予約カードと交換する。
交換した株式予約カードはゲームから除外する。
トリックレーンに株式予約カードが無い場合は、勝者がトリックで出したカードはゲームから除外する。
勝者以外のプレイヤーは自分の出したカードを自身の株券とする。
●機関車カードの場合
勝者は機関車カードをいずれかの会社に置く。
機関車カードは各会社に一枚ずつしか置けない。
その後、各プレイヤーはトリックで出したカードと同じ会社の路線の右端か左端にカードを置く。
●都市カードの場合
勝者は都市カードをいずれかの会社の路線の右端か左端に置く。
その後、各プレイヤーはトリックで出したカードと同じ会社の路線の右端か左端にカードを置く。
ゲームの終了
全員の手札がなくなったらゲーム終了。
各会社ごとに決算を行い、各プレイヤーに勝利点が入る。
●決算
各会社に置かれた機関車カードの移動距離と各会社の路線の長さ(置かれたカードの枚数)を比べる。
各会社の路線の長さが機関車カードの移動距離以下もしくは機関車カードの移動距離がALLの場合、駅価値を全て足したものがその会社の利益となる。
各会社の路線の長さが機関車カードの移動距離より大きい場合、機関車カードの移動距離分の区間の駅価値を計算する。
駅価値の合計が一番高いものがその会社の利益となる。
会社の利益から機関車カードに書かれた費用を引いた額がその会社の株価となる。
0未満になったら、その会社の株価は0として扱う。
各プレイヤーが持っている株券一枚ごとにその会社の株価と同じ勝利点が手に入る。
一番勝利点の高いプレイヤーが勝者となる。同点の場合は同順位。