このゲームは、視覚障害者がボードゲームを楽しめるようにすることを目的としたフランスの非営利団体Accessijeuxの支援を受けて設計・販売されています。

目的

20ラウンド終了時、または葉の列の得点が61以上になった時点で、最も多くのどんぐりを獲得する。

ラウンド構成

各ラウンドの開始時に3つのダイスが振られます。そのダイスを以下のように配分します。

サイコロ1個の値に対応する大まかなエリアを選択する。

このエリアのいずれかの場所に他のダイスの値を書き込む 残ったダイスの値を、葉の列の一番左の空いている場所にある前回の合計に加える。

サイコロの目の有効な場所がない場合は、ステップ1と2を省略して、ステップ3のサイコロを選択します。

エリアの効果

最初にそのエリア全てを埋めたプレイヤーは、3ドングリのボーナスも得られます

（複数のプレイヤーが同じラウンドにボーナスを発動した場合、ボーナスを獲得することができます）。

1 パンプキン（ペア）

各パンプキンの1つ目の場所には、どんなサイコロの目でも書くことができます。

2箇所目には1箇所目と同じ値を記入する必要があります。

1個目のカボチャを完成させてから、2個目のカボチャを作る必要はありません。

各ペアには3個のドングリが与えられます。

2 スイレンの花(異なるダイス)

左上から右下へ時計回りに順番に睡蓮の花を埋めていきます。それぞれの値は、前の値とは異なっていなければなりません。

睡蓮の花は、その下に表示されているどんぐりの数（1/1/2/2/3）を獲得することができます。

3 マシュマロ(同じダイス)

各マシュマロの串の最初の場所に、任意のサイコロの値を書くことができます。

その串の残りのマシュマロには、同じ値を記入する必要があります。

どの串から始めてもよく、もう1本を始める前に串を完成させる必要はありません。

完成した串ごとに3個/5個のどんぐりが与えられます。

4 ホットチョコレートマグ（ユニーク）

各ホットチョコレートマグは、対応する値で一度だけ満たすことができます。

各マグカップごとに1個のどんぐりが与えられます（ただし、4個目のマグカップには2個のどんぐりが入っています）。

5 キツネの巣箱（ピラミッド）

ピラミッドの下段にある巣穴から数を記入できます。

中段と上段の穴は、その下の穴が2つとも埋まっている場合のみ使用可能になります。隣接する穴に同じ値を使用することはできません。

下段の巣穴は1個、中段の巣穴は2個、最上段の巣穴は4個のドングリが与えられます。

6　キノコ（順番）

左上から右下へ時計回りに順番にキノコを埋めていきます。

サイコロの目は、前の値より＋1か-1でなければなりません（1と6は±１扱い）。

記入済みのキノコは、その下に表示されている量のドングリを与えます（1/2/2/3）。

葉っぱの列(ラウンドカウンター)

毎ラウンド、残ったサイコロの値を葉っぱの列の前の値に加算します（最初のラウンドは0から始まります）。葉は左から右へ埋まっていきます。

新しい合計が左の列の値（11/21/31/41/51/61）のいずれかと等しい場合、対応するボーナスとして、どんぐりかワイルドXを得ることができます。

Xは6つのエリアのうち有効な場所にワイルド値として使用でき、通常通りその場所を埋めた場合と同じようにドングリが与えられます。キノコに使用した場合は、次のキノコを任意の値で埋めることができます。

ゲーム終了

葉っぱの列の値が61以上になった人がいたら、このラウンドでゲーム終了です。または、20ラウンド目でゲーム終了となります。

獲得したどんぐりは、エリアごとに集計され（1位のボーナスも含む）、葉っぱの列にボーナスどんぐりがあれば、それも加算されます。