シークレットムーン(Secret Moon)
シークレットムーンはカナイ セイジ氏が人狼のようなチーム推論ゲームに挑戦した、ラブレターの続編です。
同じジャンルの他のゲームとは異なり、シークレットムーンのプレイヤーは話したり議論したりしません。推論は、各プレイヤーが利用できる限られた行動セットに基づいて行います。
プレイヤーの数: 5 - 8
ゲームの長さ: 22 mn
複雑さ: 2 / 5
シークレットムーン(Secret Moon) および959の他のゲームをオンラインでプレイします。
ダウンロード不要で、ブラウザから直接プレイできます。
あなたの友達や世界中のたくさんのプレイヤーとプレイできます。
無料です!
シークレットムーン(Secret Moon) および959の他のゲームをオンラインでプレイします。
ダウンロード不要で、ブラウザから直接プレイできます。
あなたの友達や世界中のたくさんのプレイヤーとプレイできます。
無料です!
ルールの概要
ゲームの目的
姫陣営(姫・旅人・僧侶)と大臣陣営(大臣・兵士)のチームに別れ、それぞれのチームに定められている特定の勝利条件を目指します。
お互いの正体が最初は隠匿されている、正体隠匿系ゲームです。
本来の設定上、質問解答以外で発言厳禁であり、他プレイヤーと相談したり出来ない。
ゲームの進行
各プレイヤーに、役職が書かれた「人物カード」と数字が書かれた「行動順カード」を1枚ずつ裏向きに配ります。
「姫」と「旅人」同士はお互いの役職を知っていますが、それを除いて全プレイヤーの役職は隠匿されます。
※プレイ人数が8人未満の場合、不足する分中央に「人物カード」のみが置かれます
プレイヤーは「行動順カード」に書かれた順番にアクションを1回ずつ行います。
1から順番に実行し、自分の手番が来るまで行動順カードは公開しません。
全プレイヤーの手番が終わったら1ラウンド終了です。次のラウンドに移り「行動順カード」を配り直します。
3ラウンドが終了するか、どちらかのチームが勝利条件を満たした時点で1ゲームが終了します。
規定回数のゲーム数(通常は3。オプションで5)を行い、最も多くの勝利点を得たプレイヤーが勝者となります。
※ラウンド中に「行動不能」になったプレイヤーは、そのゲーム中は手番を実行できません。
それぞれの役職と勝利条件
姫陣営
【勝利条件】
- ・大臣を「行動不能」にする (ex.「公開」状態の大臣に対し、「捕獲」アクションを行う)
- ・大臣陣営が勝利せず、第3ラウンドが終わる
【役職】
- 姫(princess) 1枚:行動不能になると負けます。旅人と共に公開されても負けです。
- 旅人(wonderer) 1枚:行動不能になっても負けにはなりません。しかし、姫と共に公開されると負けてしまいます。
- 僧侶(priestess) 1枚:兵士のフリをする姫陣営。勝利条件には直接関わらないので、思い切ったこともできます。
大臣陣営
【勝利条件】
- ・姫を「行動不能」にする (ex.「公開」状態の姫に対し、「捕獲」アクションを行う)
- ・姫と旅人の両方が「公開」される
【役職】
- 大臣(minister) 1枚:行動不能になると負けます。「質問」の返事で大臣だとわかってしまうので、バレたら兵士に守ってもらいましょう。
- 兵士(guard) 4枚:公開されると行動不能になります。「捕獲」は行えません。(オプションルールでの「盗賊」を除く)
- 盗賊陣営(オプション)
【勝利条件】
- ・他陣営が勝利条件を満たした際、自分が「行動不能」でない(※本来の勝利チームの勝利は無効になる)
【役職】
- 盗賊(thief) 1枚:「質問」に対して、姫や大臣のフリをした回答が可能です。「捕獲」と「隠れる/かばう」は行えません。臨機応変に、ゲーム終了まで残りましょう!
- ※盗賊がNPCの場合、盗賊陣営は勝利チームになりません。
アクションの詳細
観察
他プレイヤーの人物カード、もしくは中央にある人物カードのうち1枚を秘密裏に確認する。
確認したカードには目印としてプレイヤーカラーの「目」のマーカーが置かれる。
質問
他プレイヤー1人を指定し、そのプレイヤーに「そこにいるのは何者か?」と質問する。
- ・「姫」と「旅人」:何もしゃべらない。この返事をしたプレイヤーには姫チームのマーカーが置かれる。
- ・「大臣」:「バカもん!わしは大臣じゃ!」と返事をする。この返事をしたプレイヤーには大臣チームのマーカーが置かれる。
- ・「僧侶」と「兵士」:「やぁ、ご同輩!」と返事をする。この返事をしたプレイヤーには大臣チームのマーカーが置かれる。
指名
他プレイヤーの人物カード1枚を指定し、その役職を宣言する。
- ・役職が一致していた場合:「宣言を受けたプレイヤー」の人物カードが公開される。
- ・役職が異なっていた場合:「宣言をしたプレイヤー」の人物カードが公開される。(すでに公開されている場合は、何も起こらない)
隠れる/かばう
※このアクションは第3ラウンドでは実行できない。
ラウンドが終了するまで、指定されたプレイヤー1人(自分でもよい)は全てのアクションの対象として選ばれない。
なお、アクションを行ったプレイヤーが「行動不能」になったとしても、ラウンド中は効果が継続する。
妨害
※この行動を実行したプレイヤーは「行動不能」となり、人物カードも公開されてしまう。
- 1.未行動のプレイヤー1人を指定し、行動順カードを捨てさせる。(捨てさせられたプレイヤーは、そのラウンドの行動ができない)
- 2.このラウンド中に「パス」を実行したプレイヤーを指定し、行動順カードを捨てさせる。
捕獲
※兵士はこのアクションを実行できない。(オプションルールでの「盗賊」に対しては可能)
「公開」状態の人物カードを指定し、その人物カードを持っているプレイヤーを捕獲します。
捕獲されたプレイヤーは「行動不能」となる。
パス
今回のラウンドで何もしないことを宣言する。
その代わり、次のラウンドで使用する「行動順カード」を「捨て札山」から1枚自由に選ぶことができる。
もし、確保した行動順カードが「妨害」アクションによって捨てさせられた場合は、通常通りに行動順カードが配られる。