設定

あなたはハワイ島で新しい王国を作り、島の王に族長として認めてもらうために、ハワイ島を駆け回って発展させていきます。
そして最も点数をあげたプレイヤーが族長となるのです！

ルール説明

プレイヤーは「貝」「足」「フルーツ」という３つの資源を持ちます。自分がいくつ持っているかは相手は知ることができません。ゲーム開始時とラウンド終了時に貝と足が支給されます。最初のラウンド貝１３・足７に加え、１番手プレイヤーはフルーツを支給されませんが、２番手フルーツ２、３番手フルーツ３、４番手フルーツ４、５番手フルーツ５が支給されます。
貝は購入コストとして、足は移動コストとして使います。フルーツは購入コストにも移動コストにも使えます。ただしフルーツは、コストの全てをフルーツのみで支払わなければいけません（変換コテージを使用すれば変換該当数が可能）。例：６購入コストを、貝５・フルーツ１では支払うことはできません（変換コテージがあれば可能）が、フルーツ６で支払うことは可能。また、移動・購入両方のコストをフルーツで支払うことも可能。
プレイヤーは順番に１行動ずつ行います。できることは以下の三つあります。

●タイルの購入：購入したいタイルのあるエリアに自分のコマを移動させ、移動コストと購入コストを払い、タイルを購入して自分の村に配置します。エリアを１つ移動するごとに１足（斜めでも１足。また同じエリアで再度購入する場合も１足必要）移動コストとして払い、価格トークン（そのエリアにある価格トークンの１つを任意に選択する。通常は安いものを選べばいいが、後述の槍付きや価格トークンの目標などにより必ずしも最安値が最適解ではない場合がある。）の数だけ貝を購入コストとして払います。
購入する際、レベル２のタイルを購入することもできます。その場合は購入コストのみ２倍になります。
タイルを配置出来る場所は、既にコテージが置いてあるいずれかの村の一番右です。また、コテージなら既にある村の１つ下に置くこともできます（各村の最初のタイルは必ずコテージでなければならない）。ただしボート・カフナ・ティキは所定の位置に置かれます。
村はどこまでも伸ばせますが、「各村には同じタイルを置けない」「神様は村に１つしか置けない」「同じ神様は１つまでしか自分のプレイヤーボードに置けない」というルールがあります。
レベルが違っても同じタイルとして扱われることも注意してください。
また、カフナは左のスペースに上から置いていき、ティキは上のスペースに右から置いていくのですが、貝や足が描かれている場所に置いたとき、その数だけその資源を即座に得られます。カフナを置いた村がゲーム終了時にティキの位置まで届いていたらゲーム終了時に、上の村から順に/5/5/10/10/15点貰えます（５箇所全部届いてカフナも置いていれば45点になります）。また、ティキ・カフナは上限以上の購入ができません。例えば、スペースが残り１マスなのに２つ獲得するような購入・後述の島の訪問はできません。

・槍付き価格トークン
価格トークンには槍付き（赤背景）のものがあります。これを選択して、なおかつ槍コテージかクの神様を所有している場合それぞれ即時示された勝利点（それぞれレベルⅠで１勝利点、レベルⅡで２勝利点）が入ります。これは後述のターン終了時に得る価格トークンにも適用されます。
ただし槍付き価格トークンで槍コテージ・クをタイルを購入した場合は、現在購入した該当タイルはカウントされません。※価格トークンの槍チェック→購入したタイルの配置の順で処理されるため。

配置後は価格トークンを手に入れます。そのラウンド中に取った価格トークンの総計は相手に公開されます。２倍の値段での購入でも価格トークンの値は倍になりません。
※価格トークンはランダムに配置されるため、時には価格トークンが置かれないエリアがあるラウンドもあります（配置されるはずだった価格トークンがそのエリアの価格上限を超えていたため）。また残りタイルが０の場合購入しても価格トークンは入手できますが、該当タイルは入手できません（島での購入に関しても該当タイル数が残り０なら、訪れたポイントは入りますがタイル入手はできません）注意してください。

●ボートの使用：ボート１つもしくは複数と足を使って、釣りに行ったり島を訪問することができます。
ボートを使用する場合、最初の下側の海岸にコマを移動させます。これはエリアのどの位置にいてもこの移動コストはかかりません。
釣りに行くと、支払った足１つにつき魚トークン１つを得ます。トークンに書かれている魚の数だけ価格トークンを得ます。
島を訪問するには左から3/4/5/6足と、その数に対応したボートが必要です。初期から持っているボートは２つ分、購入したボートは３つ（レベルⅡは４つ）分です。１艘で足りない場合は複数使用します。
ボート１つはラウンド中に１回しか使えませんが、次のラウンドにまた使えるようになります。
コストを払うと、島の効果と別に左から2/3/4/9点得ることができます。島はラウンドが終わると左に詰められ、また新しい島がやってきます。

・アクション実行不可能なタイル獲得の禁止：獲得するタイルをどの村にも配置できない場合、そのアクション（移動・島の訪問）禁止。
また、獲得するタイルでティキ・カフナの場合、その数のスペースが空いていない場合、そのアクション（移動・島の訪問）禁止。ティキ・カフナ２スペース分獲得で、１つしか空きスペースがない場合も禁止。

●ラウンドの終了：自分のラウンドを終えます。終わる際は左下のトークンまたはその左のトークンが置かれていない場所を選択します。
これは次のターンの開始順を表しており、左の方が次のラウンドで早く行動できますが、右の方ならよりよい価格トークンを得ることができます。
※最終ラウンド（５ラウンド目）のみ、一番左の何も置かれていない場所を選ぶと２点獲得します。

全員がラウンドを終えると、価格トークンが左下に書いてある達成目標値（１ラウンド⇒９、２ラウンド⇒１１、３ラウンド⇒１３、４ラウンド⇒１５、５ラウンド⇒１７）より多い人は点数を得られます。この時の点数は１位、２位、３位以下で変わります。（１ラウンド１位８点・２位５点・３位以下２点、以降のラウンドそれぞれ１点ずつ増えていき、２ラウンド１位９点・２位６点・３位以下３点……５ラウンド１位１２点・２位９点・３位以下６点）
その後次のラウンドが始まり、貝と足が配布され、タイルの効果も得ます。

次のラウンドの準備として、まず残った全体ボードの価格トークン・魚が回収され新たに価格トークンを置いていくのですが、価格トークンの数字の合計値が各エリアごとに設定されている上限値を超えないように、価格トークンは置かれます（BGAでは上限値は以前は各エリアに描かれていたのですが、現在では価格トークンとの見分けがしやすいように『？』で置き換えられ、値がわからないようになっています）。そのため、価格トークンが置かれないエリアが発生する場合があります。
実際のゲームでは価格トークンの裏面が魚トークンになっており、メインボードに置かれて余った価格トークンが裏返されることで魚トークンとして準備されています。
ゲーム開始時もこの処理に基づき配置されています。

これを５ラウンド行い、最後にボーナス点の入るタイル（後述）・カフナ点（前述）を加え、最終勝利点が多い人が勝利です。
タイブレークは、最後に各自村から示された資源を受け取り、残した資源と合わせた合計数の多い方が勝利。

得点

得点は「ラウンドごとの達成目標」「島の訪問による得点」「タイルの得点」がありますが、島と達成目標は既に説明したのでタイルの説明をします。
並べたタイルは横一列を村とみなし、村がティキまで到達していればその村の得点（カフナ・灌漑・フラダンサー・カナロア・ラカ・ロングタイルレベルⅡ）が得られます。届いていなければ0点です。BGAでは達成したら村の横に緑のチェックが付きます。

タイルの効果