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概要
誰かが建物(七不思議)を完成させるまで交互にプレイを行い、最も得点の高いプレイヤーがゲームに勝利します。
建物を作るには、資源が必要となります。
建物からだけでなく、戦争や文明の進歩によっても得点が得られます。
ゲームの準備
各プレイヤーに以下のものを配ります。
・国ボード: 1枚
各プレイヤーが率いる国はランダムに選ばれます。
7種類の国が用意されており、建造する建物(七不思議)の構成や能力が異なります。
・国ごとの山札: 25枚
表向きで左のプレイヤーと自分の間に置きます。
・建物パーツ
未建設状態で配置します。
建物の各パーツには建設に必要な資源と枚数が描かれています。
必要資源には【すべて同じ種類(=)】と【すべて異なる種類(≠)】の2パターンがあります。
以下を場に配置します。
・全プレイヤーの共通山札(60枚: 裏向き)
・猫コマ: 1個
・進歩トークンの山札(裏向き): 上から3枚を公開する
・交戦トークン(表向き): 「2・3/4/5/6・7人」プレイの場合「3/4/5/6個」用意する
遊び方
手番では「共通/右隣/左隣」の山札から1つ選んで一番上のカードを1枚引き、自分の場に配置します。
カードが無くなった山札は選択できません。
配置したカード(5種類)によって、後述の追加アクションが発生する場合があります。
●灰: 5種類の資源(「木材」「レンガ」「石材」「紙」「水瓶」)
●黄: 5種類の資源のどれとしても扱うことができる「コイン」
●青: ゲーム終了時に勝利点となる
●緑: 3種類の科学シンボル(「歯車」「石版」「コンパス」)
●赤: 戦争時に使用する軍事力
◎建設
資源の獲得後、建設物のパーツが建設可能かを確認します。
パーツは下から順に建設します(横に並列しているパーツの建設順は任意)。
【同じ種類の資源(=)】あるいは【異なる種類の資源(≠)】が指定された数、自分の場に揃った時点で必ず建設しなければなりません。
コインは任意の資源として建設に使用できます。
パーツを建設することで、示された勝利点と特殊効果のアイコンによる効果が得られます。
建設に使用した灰カードや黄カードは捨てます。
◎猫
青カードには猫のアイコンが書かれたものがあり、これをプレイした場合、中央か他プレイヤーの持っている猫コマを自分の前に置きます。
猫コマを所持しているプレイヤーは、手番開始時に共通山札の一番上のカードを見ることができます。
◎進歩トークン
自分の場に「同じアイコン2枚」か「異なるアイコン3枚」の科学シンボルが揃った場合、進歩トークン(公開されている3枚か、山札の1枚)を1枚獲得します。
公開されているものから選んだ場合は山札から新たに1枚を公開します。
使用した緑カードは捨てます。
◎角笛
赤カードには角笛アイコン(1-2個)が書かれたものがあり、場に出た場合、中央の交戦トークンを角笛の数だけ裏向きにします。
交戦トークンが全て裏返ると戦争が発生します。
両隣のプレイヤーと軍事力(赤い盾の数)を比べ、相手より上回っていると3点の軍事勝利トークンを獲得します。
戦闘処理終了後、全プレイヤーの角笛アイコンの付いた赤カードは捨てます(角笛アイコンのないカードは残します)。
交戦トークンをすべて表側に戻します。
進歩トークンの効果
■追加ドロー系("+"のカードが描かれている)以下は全て「カードを1枚引く」
・都市計画: 「木材」か「レンガ」を引いた時
・工芸: 「紙」か「水瓶」を引いた時
・宝飾品: 「石材」か「コイン」を引いた時
・科学: 「緑カード」を引いた時
・宣伝活動: 「角笛アイコンがある赤カード」を引いた時
・建築術: 七不思議のステージを建設した時
■得点系
・装飾: 七不思議が未完成なら4点、完成(終了トリガーを引いた)なら6点。
・政治学: 「猫アイコンのある青カード」1枚につき追加で1点(計3点になる)
・戦略: 「軍事勝利トークン」1枚につき追加で1点(計4点になる)
・教育: 「進歩トークン」1枚につき追加で2点(自身を含む)
・文化: このトークンのみ2枚ある。1枚で4点、2枚で計12点
■その他
・経済: 「コインカード」1枚で2枚分の価値を持つ
・工学: "="や"≠"の条件を無視する(例: ≠3の条件に対して紙,紙,木材で建設できる)
・戦術: 盾2枚分の価値がある。
ゲーム終了と得点計算
いずれかのプレイヤーの建物が完成すると即座にゲームが終了します。
以下の得点を合計し、最多得点獲得者が勝者です。
・建設済の建物(七不思議)
・猫コマ
・青カード
・軍事勝利トークン
・進歩トークン
タイブレークは、建設した七不思議の多いプレイヤーが勝者。