ゲームの概要

屋敷からの脱出を目指しましょう。

他の誰かが脱出する前に、またはタイルが尽きる前に、できるだけ良い「資産（アイテム）」を集めて逃げ出すと尚良いです。

ゲームの内容物

・部屋カード（タイル）

・ツールカード

・看守ミープル、司祭ミープル

・クローバー、笛トークン

・総督の資産エリア(訳者注:資産はinventoryの翻訳)

ゲームの準備

共通の準備

・スタートタイルを中央に置き、周囲に配置できるスペースを確保する。

・看守と司祭のミープルを所定の位置に置く。

・総督の資産カードを公開しておく。

プレイヤーの準備

・手札を5枚持つ。

・抜け道やツールなどを確認し、初期戦略を立てる。

ゲームの流れ

1. 部屋カードをプレイエリアに出す

・「金の巻物」が描かれたカードを持っている場合は、必ず最初にそのカードを出す。

・部屋を配置する際は、すでにあるカードの辺と一致させる。

・ドアと窓を隣同士には置けない。

・アーチ道はドア・窓・ほかのアーチ道の隣に置ける。

・スタートタイルから6番目の外側は「森のエリア」で、部屋は置けない。

・配置ルールを守れない場合は、好きなカード1枚を総督の資産に追加する。

・看守または司祭のマークが描かれているカードを出した場合、それぞれのミープルをその部屋に置く。

・月のシンボルがある場合は「窓を閉め」、総督から最も遠い閉じた窓を開く。

2. カードの効果を使う

・残りのカードから2枚を選び、効果を使う。

・同じ効果でも異なる効果でも構わない。

・ツールカードを出すと、その種類に応じてタイルの間を移動できる。

3. カードの引き直し

・手札が5枚になるまで引く。

・そのうち1枚は、公開中の「総督の資産」から選んで取れる。

効果とツールの使い方

・背景が金色のツールは、効果が2倍になる。

・クローバーは「万能ツール」で、どんなツールの代わりにもなる。

・笛を使うと、看守または司祭のミープルを動かせる。

看守を動かす場合

・現在の笛トークン位置にあるシンボルで守られていない部屋にいる相手を拘束できる。

・初めて拘束された場合、そのプレイヤーはカードを裏返して拘束状態にする。

・すでに拘束カードを持っている場合、再び拘束されるとカードを捨て、総督の資産に置かれ、自分の部屋に戻される。

・「独房」が出ている場合は、そこへ送られ次の手番をスキップする。自分から独房に入る選択も可能で、その場合は部屋の端に置いて「訪問中」を示す。

司祭を動かす場合

・拘束状態を解除できる。

・看守に狙われた後は、自分の方へ司祭を動かすと安全になりやすい。

森への脱出

・森に隣接した部屋にいて、必要なツールを持っていれば脱出できる。

・窓に「月」が表示されているときは、必要ツールが1つで脱出可能になる。

その他の行動

・カードを総督の資産に捨てることができる。これは次に良いカードを引くための戦略的行動として使う。

・資産カードは得点源、ツール、もしくは交換用として重要。通常は最大3枚まで保持できるが、クローバーがあれば上限が増える。

・手札に同じアイテムがある場合、部屋に描かれた密輸品を拾って資産に加えられる。

・看守または司祭がいる部屋では、資産の密輸品を支払って（紫=1点分、金・クローバー=2点分）、手札のツールを資産に加えられる。

ゲームの終了条件

以下のいずれかが起きたときに終了する。

・誰かが脱出した。

・誰かが手番終了時に5枚まで引けない。

脱出が起きた場合、他のプレイヤーが最終手番を行う。

得点計算

・脱出したプレイヤーは+5点。

・資産カードはスタートカードの指示に従って点数化する。濃い青はマイナス点。

・手札カードは得点にも減点にもならない。

・拘束されたまま（裏向き）のプレイヤーは−1点。

・最終的に得点が最も多いプレイヤーが勝者。

（脱出は勝利条件ではなく、脱出しても必ず勝つとは限らない）

カード効果一覧表（暫定版）