Gamehelpcities
(Written by じょな)
概要
市議会から、市内のある地区全体を変革する計画を策定する任務を負っています。
ウォーターフロント近くに、新しい住宅やオフィスビル、公園、レジャーエリアを建設するチャンスがあります。
市役所からの要件を満たし、期待に応えましょう!
ゲームは8ラウンド(2人プレイ時は4ラウンド)で行われます。
各ラウンドで、プレイヤーはワーカーを使って得点カード1枚、都市タイル1枚、特徴タイル1~2枚、建物ピース2~4個を獲得します。
都市タイルは公園、水、建物スペースで構成されています。
建物ピースは同じ色の建物スペースに配置され、1階~4階建ての建物を建設します。
得点カードと都市実績ボードには、ゲーム終了時に得点を獲得するための目標が記されています。
最も多くの勝利点を獲得したプレイヤーが、最も素晴らしい街区を築き上げ、ゲームに勝利します!
内容物
ゲームボード 1枚
都市実績ボード(両面) 4枚
建物ピース 100個(赤,青,緑,黄 各25個)
都市タイル 32枚
得点カード 32枚
ワーカー 32個(プレイヤー4色 各8個)
実績リング 12個(プレイヤー4色 各3個)
初期開始タイル 4枚
特徴タイル 48枚
サマリー 4枚
得点トークン 4個(プレイヤー4色 各1個)
星(スタートプレイヤー)トークン 1個
布袋 1枚
ゲームの準備
ゲームボードをテーブルの中央に置きます。
各プレイヤーは自分の色を選び、対応するワーカー4個(2人プレイ時は8個)、実績リング3個、得点トークン1個、サマリー1枚を受け取ります。
都市実績ボードを1枚選んでゲームボードの上部に置きます。
未使用の実績ボードは箱に戻します。
最初のゲームでは、ニューヨークかリオデジャネイロをおすすめします。
2人プレイでは各実績の中央スペースは使用しないので、未使用の実績リングでそのスペースを埋めます。
得点カードと都市タイルと特徴タイルをシャッフルし、ゲームボードの左側に裏向きの山札として置きます。
建物ピースを布袋に入れます。
4枚の初期開始タイルを表向きに並べます。
星トークンをランダムで置き、最後手番のプレイヤーから逆順に初期開始タイルを選んで自分の前に置きます。
これが自分の「地区」の始まりです。余った初期開始タイルは箱に戻します。
ラウンドの準備
得点カードを4枚引き、3枚は表向きに、最後の1枚は裏向きに最上段に置きます。
都市タイルを4枚引き、3枚は表向きに、最後の1枚は裏向きに2段目に置きます。
特徴タイルを6枚引き、そのうち5枚は表向きに、最後の1枚は裏向きに3段目に置きます。
袋から建物ピースを取り出し、最下段の10マスに1枚ずつ置いて、建物ピースのセットを作ります。
「?」が付いているマスには建築ピースを置かないでください。
遊び方
星トークンを持つプレイヤーから順に行います。
各ターン、手番プレイヤーはゲームボードからアイテム(得点カード、都市タイル、特徴タイル、建物ピース)を1種類取り、自分のワーカー1体を取ったアイテムがあった場所に置きます。
スタートプレイヤーが最初の手番を行ったら、星トークンをボード右下の星スペースに置きます。
3~4人プレイの場合、各プレイヤーは1列にワーカーを1体しか置けません。
2人プレイの場合、各プレイヤーは1列にワーカーを2体置かなければなりません。
ワーカーは好きな順番で置けます(例:最初のワーカーを3列目に置くことができます)。
裏向きのアイテム(各右端)を選んだ場合、それを表に向けて受け取ります。
得点カード列
得点カードを取り、カードを表向きにして自分の地区のそばに置きます。
都市タイル列
都市タイルを取り、自分の地区に置きます。
好きな向きで回転できますが、既に置かれている都市タイルに隣接して置かなければなりません。
縦3タイルx横3タイルを超えてはいけません。
都市タイルには都市、公園、水の3種類のスペースがあります。
どのタイプのスペースも、他のタイプのスペースに隣接して置けます。
特徴タイル列
特徴タイル(1~2枚)を取り、各特徴タイルを自分の地区に置きます。
青の特徴タイルは水スペースに、緑の特徴タイルは公園スペースに、灰色の特徴タイルは建築ピースが置かれていない建物スペースに置きます。
1つのスペースには特徴タイルを1枚だけ置くことができます。
灰色の箱が付いている特徴タイルは、好きな建物スペースの色をワイルドに変更します。
これにより、そのスペースには好きな色の建物ピースを置けるようになります。
特徴タイルを置けない、または置きたくない場合は捨てます。
建物ピース列
1つのスペースから建築ピース(3~4個)を取り、自分の地区にある同じ色の建物スペースか建物ピースの上(4階まで)に置きます。
右端のスペースは、布袋からランダムで2つのピースを引きます。
建物ピースを置けない、または置きたくない場合は捨てます。
都市実績ボード
手番終了時、都市実績ボードに記載されている実績を達成したかどうかを確認します。
達成した場合、その実績ボードの一番大きい数字スペースに実績リングを置きます。
プレイヤーは同一手番で複数の実績を獲得できますが、各実績は1回ずつしか獲得できません。
以下のルールはすべての実績に適用されます。
•「隣接」とは、斜めではなく直交(縦か横)することを意味します。
•「エリア」とは、直交して繋がった複数のスペースを意味します。
•すべての数字値条件は最小値であり、特記ない限りは超えても問題ありません(7以上など)。
•ワイルド特徴タイルは、好きな色の建物スペースとしてカウントします。
•実績を獲得したがその後に条件を満たさなくなったとしても、実績リングをボードから取り除かなくて構いません。
ラウンド終了
全員がワーカーを置いたらラウンド終了です。
星スペースに最も近いワーカー(4列目の右端のワーカー)を置いたプレイヤーが星トークンを獲得し、次ラウンドのスタートプレイヤーになります。
3人プレイの場合、余った得点カード、都市タイル、特徴タイル、建物ピースはゲームから取り除かれます。
ゲーム終了
8ラウンド目(2人プレイ時は4ラウンド目)が終わるとゲーム終了です。
以下の手順で得点を計算します。
・都市実績ボード:実績リングのある数字が得点です。
・水と公園:隣接する水の各エリアで、そのエリア内の1/2/3/4種類の特徴タイルに対して1/3/6/10点を獲得します。
各エリアは1セットのみ得点できます。公園スペースでも同様です。
・記念碑タイル:1枚につき2点を獲得します。
・得点カード:条件を満たしている各得点カードに記載されている勝利点です。
同じ配置のスペースや建物ピースは、複数の得点カードで得点されます。
最多得点獲得者が勝者です! 同点の場合、都市実績による得点が最多プレイヤーが勝者です。
遊び方の説明動画は、https://devirgames.com/cities をご覧ください。
2人用ヴァリアント
2人で長時間プレイしたい場合は、7ラウンドで3x5タイルのエリアを構築します。
クレジット
ゲームデザイナー:Steve Finn and Phil Walker-Harding イラスト:Jorge Tabanera エディター:David Esbrí 校正:William Niebling レイアウト:Diego San Martín Pierron