Gamehelpwizard
概要
切り札有り・マストフォロー有り・ビッド有りのトリックテイキングゲーム。
最初のラウンドで各プレイヤーは1枚のカードしか持っていませんが、第2ラウンドでは2枚、第3ラウンドでは3枚、以下同様、のカードを持つことになります。
カードはウィザード(最強)4枚とジェスター4枚(最弱)と4種類のスートが1から13まで、計60枚あります。
基本ルール
始めにカードが配られ、1枚が切り札としてめくられます(注:最終ラウンドは切り札はありません)。
切り札決めでジェスターがめくられた場合は、このラウンドは切り札無しとなります。
ウィザードがめくられた場合は、スタートプレイヤーの前のプレイヤー(ラストプレイヤー)が切り札のスートを選ぶことができます。
各プレイヤーはこのラウンドで何トリック取るかをスタートプレイヤーから順に宣言(ビッド)していきます。
その後、スタートプレイヤーが自分のカードを1枚出します。これをリードと言います。
次のプレイヤーからは、最初に出されたスートのカードを可能ならば必ず出さねばなりません。
ただしウィザードとジェスターだけは例外です。
これらのカードはいつでも出すことができ、切り札や最初に出されたカードの色には左右されません。
全てのプレイヤーが1枚のカードを出したら、誰がトリックを取るのかを確かめます。その際、次のルールが適用されます
・ウィザードは常にトリックを取ります。
・ジェスターは常に最弱のカードです。
・何枚かウィザードが出されたら、一番始めに出した人がトリックを取ります。
・切り札のスートのカードは、ウィザードが出ていない全ての場合で、最も大きい数字をプレイした人がトリックを取ります。
・ウィザード・切り札カードがない場合、リードされたスートの中で最も大きい数字をプレイした人がトリックを取ります。
・ジェスターしか出されなかったら、最初にジェスターを出した人がトリックを取ります。
・トリックを取ったプレイヤーは新たにリードプレイヤーとして1枚のカードを出しこれを手札が尽きるまで続けます。
もしスタートプレイヤーがウィザードをプレイしたら、それはトリックの勝者を意味し、残りのプレイヤーはどれでも好きなカードを出すことが出来る。
もしスタートプレイヤーがジェスターをプレイしたら、フォローするスートはリードした次のプレイヤーが出したカードで決定する。
得点・失点方法
ビッドが当たっていたら20点。更に取ったビッド数×10点。
ビッドが外れた場合何トリック取ったかに関わらず宣言数と実際の結果の差異1ごとにマイナス10点。
(取ったビッド数×10点は獲得できない)
ゲームの終了
ゲームは3/4/5/6名のプレイヤーが20/15/12/10ラウンドを終えたところで終了します。
最も多くのポイントを取ったプレイヤーの勝ちです。
ヴァリアント
入札
・隠された予想: 各プレイヤーは秘密裏に入札を行いプレイ開始前にそれを一斉に公開します。
・プラス/マイナス1: 最後に入札を行うプレイヤーは全員の入札値の合計がラウンド数と一致しない値を入札する必要があります。
・秘密の予想: 各プレイヤーは秘密裏に入札を行いそれを公開せずにプレイを行います。
ゲームの長さ
・5ラウンド: 5ラウンドプレイしてゲーム終了。
・アミーゴトーナメントルール: 10ラウンドプレイしてゲーム終了。
3人プレイの場合カード2枚から開始しラウンド毎に2枚加算されます。
4人プレイの場合1枚から開始し6ラウンドまではラウンド毎2枚加算、以降はラウンド毎1枚加算されます。
5人プレイの場合2枚から開始し2ラウンドまではラウンド毎2枚加算、以降はラウンド毎1枚加算されます。