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ゲームの概要
ゲームは14ラウンド(春5、夏4、秋3、冬2)で行われます。
バイオームカード(6種類の地形が書かれたカード)のドラフトを行い、
残ったカードを肥沃の地(最終得点計算時に使用)に移動して、
取ったカードに対応する地域に基本アクションを行い、
カードの追加能力を発動するのが1ラウンドの流れです。
季節ごとの終わりに太陽光による得点と森の大きさによる決算を行い、ゲーム終了時に通常の得点に加えて肥沃な地に関する決算を行います。
ドラフト
プレイヤーの人数+1と同じ枚数のバイオームカードから1枚を選びます。
最初のプレイヤーがカードを選んだ後にスタートプレイヤーマーカーを左端のカードに置き、このカードを選んだ人が次のスタートプレイヤーとなります。
選ばれなかったカードは肥沃な地に送られ、上部アイコンに対応する処理を行います。
豊穣(花アイコン):そのカードを肥沃な地に移動して、種類ごとに配置する。
乾燥(ドクロアイコン):肥沃な地にある同じ種類の最も新しいカードを裏返し、そのカードが持っていた花アイコンを取り除く。
アイコンなし:そのカードを破棄する。
アクション
各ターンに1回アクションを行います。
アクションの内容は、以下のいずれかです:「 苗木」を置く、「苗木」を「小樹木」に変える、「小樹木」を「大樹木」に変える。
具体的には、4種類のアクションがあり、そのうち3種類は、そのカードのバイオームに属するスペースで行われるアクションです:
1)苗木を3つまで植える
2) 2つのスペースで苗木を小樹木に変更する、または小樹木を大樹木に変更する。
3) 1つのスペースに苗木を植え、別のスペースで苗木を小樹木に変えるか小樹木を大樹木に変える(同じスペースを選択不可)。
4 )1つのスペースを選び苗木を植えるか、苗木を小樹木に変更するか、小樹木を大樹木に変更する。(そのカードのバイオームに制限されない(ボード全体から選べる))
バイオームカードの能力
各カードには、自分のターンに使用できる能力があります。
能力はアクションの前後に使用できますが、アクションとアクションの間に使用することはできません(つまり、中断することはできません)。
能力は、カードのバイオームによって制限されることはありません。
能力がプレイされたとき、その能力のレベルを1つ上げます。最も右のレベルにディスクがある場合、このアクションを無視します(この場合でも能力を使用できます)。
その能力のレベルの下の数字は、その能力を何回使うことができるかを表しています。(蕾を除く)
6つの能力は以下の通りです:
1) 苗木1個を配置する【2・3・4】
2) 苗木を小樹木に変更する【1・2・3】
3) 「小樹木」を「大樹木」に変える【1・1・2】
4) 繁みを1つ配置する【1・1・2】
5) 湖を1つ配置し、その湖に隣接する2つのスペースで苗木を小樹木に、小樹木を大樹木に変更する【1・1・2】
6) 以下の示されたポイントを即時獲得する(蕾)【1・2・4】
ラウンドの終了
通常のラウンド終了は、ドラフトに戻り、上記を繰り返します。
第5ラウンド、第9ラウンド、第12ラウンド、第14ラウンドでは、季節の決算も行われます。
季節の決算
太陽光による得点と、最大の森林による得点を行います。
太陽光による得点
盤上の太陽の位置が、すべての列/行の光の方向を決定する。
同じかそれ以上の大きさの木は、その影の線にある後ろの木の光を遮る。
小樹木は、1スペースの影を持つ。
大樹木は2スペースの影を持つ。
例)小樹木・小樹木・大樹木・空・空・大樹木の並びの場合、最初の小樹木は光を受け、2番目の小樹木は光を受けず、2本の大樹木も光を受ける。
光を受ける小樹木の得点は1点
光を受ける大樹木は2点
他は光を受けたり遮ったりしない
最大の森林による得点
縦横で隣接(斜めは不可)する「小樹木,大樹木,繁み」の最大の塊(森林)1つから、「小樹木,大樹木,繁み」1つにつき1点を獲得します。
次に、今まで集めてきたバイオームカードをすべて捨て、太陽を時計回りで90度次の位置に移動します。
ゲーム終了
ゲームは冬の終わりで終了します。
通常の季節の決算に加え、以下のことを行います。
肥沃な地にある各バイオームごとに何個の花アイコンが描かれているかを数え、同じ地域にある大樹木につきその花アイコンの点数を獲得します。
例:岩場の花アイコン5個x岩場に3本の大樹木=15点
最も多くのポイントを獲得したプレイヤーの勝利です。
同点の場合は、最終ラウンド終了後のスタートプレイヤーマーカーの最終位置に基づいて、ターン順に先攻となるプレイヤーが勝者となります。